【SEO基礎知識】「やってはいけない」をしないための知識 ~ブラックハット編~

上位を狙うためのSEOの手法にはGoogleに推奨される考え方がある一方で、一般的に「やってはいけない」とされている手法も存在します。それがブラックハットSEO。ブラックハットSEOは故意に実行するエンジニアのほかに、「知らぬ間にやってしまった」という一般のユーザーの方もいらっしゃいます。この記事でどんなことをすると「アウト」なのかを紹介し、皆さんが気を付けていただく際のご参考になれば幸いです。

ブラックハットSEOとは

Googleが推奨しないSEO

Googleはクローラ―という機械で世界中のURLを収集、データベース化し、ランキング化しています。このクローラ―の目の穴をついて、不正に自身のページの表示順位を上げようとする手法がブラックハットSEOです。ブラックハットSEOはGoogleが定めるガイドラインを遵守しない、Googleに推奨されない手法、つまり、「やってはいけない」SEOということです。

反対に、Googleが推奨する方法で実施するのがホワイトハットSEOです。詳しくは「ホワイトハットSEO」の記事をご覧ください。

※余談ですが、ホワイトハットやブラックハットなど「ハット」という言葉を使う背景には、アメリカ文化が反映されています!西部劇でもヒーロー(善玉)は白いハット、悪者(悪玉)は黒いハットを被っています。

なぜブラックハットについて知る必要があるか

やってはいけない手法を知る必要があるのか?と思う方もいるかもしれませんが、NERDではブラックハットについて知ることで「世の中にあふれている情報に惑わされなくなる」というメリットがあると考えています。

SEOについて、基本的なものから技術的なものまで世界中で様々な情報が飛び交っていますが、なかには正しい考え方でなかったり、小手先の技術に過ぎないものもあります。「正しい考え方(ホワイトハット)」と合わせて「やってはいけない手法(ブラックハット)」を知ることで、そういった情報に惑わされず、SEOを着実に実行するには何をすべきかを知ることができます。

ブラックハットSEOの4種類の手法

ブラックハットSEOには大きく分けて4種類の手法があります。ここからはひとつひとつの手法についてご紹介します。

被リンクの大量生産

被リンクの購入とは?

まず被リンクとは「自分のサイト以外から自分のサイトへリンクがあること」を指します。被リンクが充実していることは、正しい考え方であるホワイトハットSEOの重要な指標「E-A-T」の権威性(Authoritativeness)をクローラ―が判別する際に有効です。この被リンクを不正に増やすために、自身のWebページとは関係のないページからのリンクを大量に購入することは、ブラックハットSEOの代表的な手法とされています。

やってはいけない理由

そもそも、リンクの購入は不正行為です。リンクを売っている業者が運営しているWebページは、それ自体がユーザーにとって魅力的だったり、価値ある情報があるというわけではなく、大量生産された中身のないページです。そういったサイトを活用してやみくもに被リンクを増やす行為は一昔前に流行っていましたが、現在はGoogleのアップデートの際に被リンクの先のWebページまで確認されるため、被リンク先がブラックハットの対象ページ(Googleがユーザーにとって価値のないページ)であれば、即座にブラックハットSEOと認識されます。

関係のないWebページからの被リンクは避け、関係あるWebページの被リンクはなるべく増やすと良いでしょう。

コンテンツファームとワードサラダ

コンテンツファームとは?

ファームとは育てるという意味であり、コンテンツファームは不正にコンテンツを増やす(育てる)ことをいいます。その手法は、例えば「ホームページ制作でやってはいけない5選」などひとつのテーマに対して、本当は5,000字ほどでまとめられる内容を繰り返し同じことを説明したり情緒的に長く書き出したりして文字数を稼ぐなどが挙げられます。

ワードサラダとは?

ワードサラダはSEO目的の関連キーワードを多く入れるために、ほかのサイトのコピーを繋げたり、システムで自動で作ったりした文章を指します。このような文章は読み手から見ると非常に不自然な文章になっています。

やってはいけない理由

コンテンツファームとワードサラダに共通しているのは「読む側から見て不自然な状態をつくる」という点です。これらの行為をすると、クローラ―から「無理やりコンテンツを増やそうとしている」と判断され優先順位を落とされるほか、Webページの滞在時間やコンテンツを終わりまで見る読了率などにも反映されてしまうため、避けるべきでしょう。

クローキング

クローキングとは?

クローキングの語源となる「クローク(Cloak)」は「覆い隠す、包み込む」という意味の言葉です。言葉の通り、クローキングとはクローラ―とユーザー(読み手)が見るページを分けることで、実際には価値のないコンテンツが載せられたページをあたかも優良なページのように見せかける(事実を覆い隠す)ことを指します。例えば、クローラー側がアクセスしてきたときは文字数の多いページを、ユーザー側には画像ばかりのページを見せるなどの行為が該当します。

こうすることで、実際にユーザーが見るページについてSEO対策を練る手間や時間が省きながら、簡単に上位表示させることができるようになるということです。

やってはいけない理由

クローキングをすると、ユーザーにとって価値のないWebページがクローラ―的には「魅力的な要素がある」と判断され上位表示されてしまうため、Googleのガイドライン上で違反であることが明記されています。読む対象によってページを分けるのではなく、「クローラ―(機械)」が読み取ることを認識しつつ、やはり実際に目にする「人間」が読んでも違和感がないつくりにするということをしっかりと意識しましょう。

隠しリンクと隠しテキスト

隠しリンクと隠しテキストとは?

隠しリンクと隠しテキストは、背景と同じ色で「隠されたリンクやテキスト」を挿入することです。例えば、白色の背景に白い文字でリンクやテキストを挿入することで、一見すると何もない箇所にWebページとは関係のないリンクやテキストを入れることができます。

やってはいけない理由

隠しリンクや隠しテキストはWebページ内に不正にリンクや文字数を増やすことで、クローラ―にコンテンツが充実しているように認識させる手法です。ユーザーにクリックされないリンクやテキストはむやみに置いてはいけません。見えてないからいい、ということではなく、書かれていてもクリックされたり読まれたりしないコンテンツに意味はない、ということがここから学び取れます。

正しいSEOをするために意識すること

ここまでブラックハットSEOの代表的な4つの手法をご紹介しましたが、まとめると、基本的にユーザーが読まない文章であったり、読むのに不自然な文章であったり、ユーザーが求めていない(あっても意味のない)情報やリンクを追加してはならないということです。

正しいSEOをするには、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが大切です。Googleがユーザーファーストであるということ意識して、ユーザーにとってフレンドリーであり、かつクローラ―(機械)が読んでもユーザーフレンドリーであると分かるような状態を作ることが、正しいSEOであると言えます。

正しいSEOを考えるときは、Googleがガイドラインで重視している「E-A-T」(Expertise(専門性)/Authoritativeness(権威性)/Trustworthiness(信頼性))の指標も意識しながら取り組みましょう。(「E-A-T」について詳しくはホワイトハットSEOについての記事をご覧ください)

まとめ

ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの話をそれぞれご紹介していますが、シンプルに言えば、よく読んでもらえるWebページは「自分でも読みたいと思えるWebページ」だとNERDでは考えています。

世の中にあふれている情報に左右されないためにも、NERDの記事をお読みいただいてSEOに取り組むときの「意識すべきこと」と「やってはいけないこと」を心得ていただき、正しいSEOの実践につなげていただければ幸いです。

NERDでは完璧なSEO対策を実施できるよう心がけております。詳しい話を聞きたい、相談したいことがあるという方は、まとまっていなくても大丈夫ですので、お気軽にご連絡ください!

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