【Facebook広告 入門編】押さえておきたい基礎知識

世界的にも有名な「Facebook(フェイスブック)」というサービス。そんなFacebookを企業が活用することは、いまや当たり前になってきています。使ったことがないという人も、その名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、今まで使用したことがない人が「Facebook広告」を配信しようとするのは、なかなかハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

今回は、初心者でもFacebook広告への理解を深めることができるよう、入門編として押さえておきたい基礎知識をまとめました。

目次

Facebook(フェイスブック)とは

画像引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/05/news050.html

Facebook(フェイスブック、略称:FB)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパークに本社を置くFacebook社が運営する世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。

SNSとは、ほとんどの方がご存知だとは思いますが、改めて定義を明確にすると、インターネット上で人間関係を構築できるWebサービスの総称と言え、今では私たちの日常に深く浸透した存在になりました。「Twitter(ツイッター)」や「Instagram(インスタグラム)」もSNSのひとつですが、そのSNSの中でも世界的にもっとも有名と言えるのが「Facebook」ではないでしょうか。

他のSNSでは、ハンドルネームと呼ばれるインターネット上の名前を使用することが一般的ですが、Facebookでは実名での登録がベースになっています。実態のある者同士のつながりを活かせることが、Facebookの大きな特徴です。実名を使用することにより、顔が見えないネットワーク上でもユーザー間のつながりを広げやすくなりました。

また、実名を出すことによりイタズラやトラブルも起こりにくいため、特に日本ではビジネスツールとしても広く利用されています。

Facebookで出来ること

画像引用元:https://ja.facebookbrand.com/facebookapp/assets/f-logo?audience=landing

①文章や写真・動画を投稿する

日々起こる面白い出来事や情報などを、それぞれが日記のように投稿することができます。写真を併せて投稿したり、短い動画を投稿することも可能です。

Facebookには「個人ページ」と「Facebookページ」という2種類のページが存在し、そのどちらにも記事の投稿ができます。Facebookを始める際に必ず作成するのが「個人ページ」と呼ばれるものですが、企業として使用したいという方は「Facebookページ」を作成し、こちらに記事の投稿をするのがオススメです。

なぜかというと、個人ページはFacebookにログインしている人しか閲覧できず、SEO効果もありません。それに比べ、Facebookページはログインしていない人でも閲覧できることやSEO効果もあるため、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの検索対象になるからです。

※SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。簡単に言うと、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでキーワードが検索された場合に、そのサイトが上位に表示されるようにすることを意味しています。

②友達が投稿した記事や、友達が「いいね!」した記事を閲覧する

画像引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/12/news059.html

Facebookユーザーの中には、「自分で投稿はしないけれど、友達の記事や興味のある記事を閲覧したい」という人も多く存在します。閲覧した投稿には、わざわざコメントを残さなくても「いいね!」や「シェア」ボタンをクリックするだけで、気軽に意思表示をすることができるので、この機能も多くの人に活用されています。ハートや顔などのアイコンでリアクションを取ることも可能です。

また、「いいね!」「コメント」「シェア」をすることで、自分の友達にもその記事が共有されることがあります。逆に友達が「いいね!」「コメント」「シェア」をした記事も共有されるため、友達が興味を持っている記事を読むこともできるのです。

③イベントの告知をする

イベントを開催する場合、「イベントページ」を作成すればFacebook上で簡単にイベントの告知や集客ができます。そのイベントに友達を招待したり、イベントページの中で参加者の確認や参加予定者とのやりとりなどもできるため、大変便利な機能と言えるでしょう。

イベントページはイベント名や内容、開催する日時や場所を入力するだけで簡単に作成することができますし、入場にチケットが必要な場合は、チケット購入用のURLを入力することも可能です。イベントを催す際は、このような機能を有効活用してみるのもいいかもしれません。

④グループを作成し連絡を取る

Facebookの友達の中でも、特に仲の良い友達や同じ趣味を持つFacebookユーザーと交流を深めたかったりすることがあると思います。

そんな人のために、共通の接点がある人同士でグループを作成することができるのもFacebookの特徴です。グループでは、一人ひとりが誰かをグループに招待することができます。また、ユーザーが検索することでグループを見つけ、参加することなども可能です。たとえば、「○○高校卒業生(○回生)」「料理好き男子」など分かりやすいグループ名を付けることで、共通の趣味や接点を持った人たちに見つけてもらいやすくなるでしょう。

秘密グループや非公開グループというものもあり、投稿はグループのメンバーしか見ることができません。また、管理者がメンバーを承認・追加して、グループに参加できる形となります。
最近ではオンラインサロンをFacebookグループで運営する人達も増えてきています。

Facebookの歴史

画像引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/31334

「人と人をつなぐことこそがインターネットの一番大切な機能だ」
そんな発言をしたのは、Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏。そんな彼が、どのように「Facebook」というサービスを作り出していったのか、Facebookの歴史について簡単に触れておきましょう。

きっかけとなったのはザッカーバーグ氏がハーバード大学の2回生だったころ、ボストン大学に通っていた恋人と口論になりフラれてしまうところから始まります。彼はフラれたショックから、インターネット上に女子学生たちの顔を公開し、顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というサイトを立ち上げました。このサイトは、彼のプログラミング能力を世間に披露するきっかけになりましたが、その内容が問題となり大学側から半年間の保護観察処分を受けることになったと言います。

その一件で、彼のプログラミング能力に目を付けた他の学生が、ハーバードの学生内で利用できる交友サイトの立ち上げに協力してくれないかと打診しましたが、彼はそれを断ります。しかし、その話から着想を得た彼は、学生が交流を図るための「The Facebook」というサービスを立ち上げることになるのです。それからは、他の大学からも「同じようなサイトが欲しい」と要望が届き、徐々に全米の学生に開放されていき、学生生活に欠かせないツールにまで成長していきました。

2004年4月、ザッカーバーグ氏はパートナーのモスコヴィッツ氏・サベリン氏とともに、正式にフロリダ州にLLC(アメリカで設立される会社形態のひとつ)として登録を行います。ちなみに「Facebook」という名前は、アメリカの一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称「Face book」から取ったものと言われています。

当初は大学のメールアドレスを所有する大学生だけが参加できる仕組みでしたが、2006年初頭には全米の高校生にも開放し、2006年9月までには一般にも開放されました。有効なメールアドレスさえあれば世界中の誰でも利用できるようになっていったのです。2008年5月には日本語版も公開され、日本でもサービスが利用されるようになりました。

その後も成長を続けていったFacebookですが、2012年には人気の写真共有アプリInstagramを10億ドルで買収します。この取引の時点では、Instagramはサービス開始から2年しか経っていませんでしたが、すでに3000万人以上のユーザーを抱えていました。若い消費者の関心がInstagramに向いていることに気付いたFacebookは、他社に先駆けて買収に乗り出したのです。この買収は、Facebookの成長に大きく貢献する要因のひとつになりました。

余談ですが、Facebook誕生の裏側を描いた「ソーシャルネットワーク」という映画が、2011年1月15日に日本でも公開されています。興味のある方はぜひ見てみてください。

参考文献
http://nakusou.zatunen.com/markzuckerberg.html
・https://ja.wikipedia.org/wiki/Facebook

Facebookの月間ユーザー数は世界で26億人!

画像引用元:https://about.fb.com/ja/news/2019/11/introducing-new-company-brand/
※2019年11月4日(現地時間)に新企業ロゴが発表されました

Facebookは公式ニュースルームなどでさまざまな数値を公開しています。直近では米国時間2020年4月29日に、2020年の第1四半期(1月~3月)の業績を発表しました。

Facebookの世界でのユーザー数(2020年3月時点)

  • デイリーアクティブユーザー数(DAU):17億3,000万人(前年比11%増)
  • 月間アクティブユーザー数(MAU):26億人(前年比10%増)

アクティブユーザーとは、ある一定期間内でサービスを一度でも利用したユーザーのことを指しています。デイリーアクティブユーザー(Daily Active User)はその頭文字を取ってDAUとも呼ばれ、1日のうちにサービスを利用したユーザーを意味します。同じように、週間アクティブユーザー(Weekly Active User)はWAUと呼ばれ1週間のうちにサービスを利用したユーザーを、月間アクティブユーザー(Monthly Active User)はMAUと呼ばれ1ヶ月のうちにサービスを利用したユーザーを指しています。

現在の世界人口は約77億人とも言われていますが、単純計算すると世界人口の約33%が月に一度以上はFacebookを利用している計算になるのです。これはなかなか驚異的な数字ではないでしょうか。

それでは、日本国内のユーザー数はどうでしょうか。2019年12月時点のデータでは、国内の月間アクティブユーザー数は2,800万人でした。2019年3月時点では2,600万人だったので、増加していることがわかります。

総務省情報通信政策研究所が2019年9月に発表している「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、国内のFacebookの利用率は全年代で32.8%となりました。詳細は以下の図の通りです。

この調査で言う利用者とは、パソコンやタブレットから「見る」または「書き込む・投稿する」、スマートフォンやフィーチャーフォンから「見る」または「書き込む・投稿する」のうち、いずれかひとつ以上を行っている人を指しています。

調査結果から、20代・30代の利用率が高いことが見て取れます。男女の差はなく、全年代では約3割の人が利用していることがわかりました。

参考文献
https://about.fb.com/ja/news/2020/04/2020-first-quarter-results/
・平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>https://www.soumu.go.jp/main_content/000644168.pdf

Facebook基本用語

画像引用元:https://manablog.dosuzuki.com/diary/post-3758/

Facebookを使用する上で、よく登場する用語をまとめました。他のSNSでも使われている用語がありますが、ここではFacebook上での意味を解説します。

タイムライン

日本語で、年表や時刻表という意味を持つ「タイムライン」。他のユーザーが自分のFacebookにアクセスすると、最初に表示されます。

タイムラインには、自分のプロフィール(Facebookでは基本データとも言います)や、これまでに自分が投稿した記事や写真、「いいね!」したページなどが確認できます。Facebook上で特定のユーザーを探すときは、このタイムラインに表示される内容をもとに目的の人物かどうか判断することがほとんどでしょう。

ニュースフィード

日本語で、「配信された出来事」という意味を持つ「ニュースフィード」。Facebookにログインしたときに最初に表れるページです。自分自身や友達の投稿した記事や写真などが表示されます。

また、関連性の高い情報が優先的に表示される「ハイライト」や、時系列で表示する「最新情報」など、特定の情報を絞り込んで表示することもできます。Facebookで最も見る機会が多く、画面左上の「Facebook」のロゴをクリックしたときも、このニュースフィードに移動するため、ホーム画面と呼ばれることもあります。

Facebookページ

前項でも軽く触れましたが、企業のマーケティングや広報としてよく利用されているのが「Facebookページ」です。Facebookを始める際には、まず「個人ページ」というものを登録します。その個人ページは基本的に実名を使用しますが、「Facebookページ」は実名ではなく企業名や商品名などで登録することができます。そのため、企業で使用する場合は「Facebookページ」を使うことが多くなります。

Facebookページがフォローされると、その人のニュースフィードに投稿が流れるようになり、自動的に情報を発信することができます。また企業にとっては、投稿にどれくらい「いいね!」やコメントが付くかで、商品の注目度を数値化できるというメリットもあります。

友達申請

Facebook内で知り合いを見つけたら、友達申請をすることができます。その後、相手が承認することで初めて友達関係になることができるのです。友達関係になると、友達にしか公開していない投稿などを見ることができ、よりプライベートなやりとりが可能になります。

フォロー

直接の知り合いではないものの興味ある投稿をしているユーザーに対して、投稿などをチェックしたいときに使用できるのが「フォロー」です。
友達関係では双方からのやりとりが可能ですが、フォローは一方的な閲覧に限られます。そのため相手から自分にコメントがくる、ということはあまり多くありません。フォローは、相手が著名人である場合にもよく使われます。

いいね!

先ほども説明した通り、友達やフォローしているユーザーの投稿は、ニュースフィードに表示されます。ユーザーはその投稿に対して、ワンクリックでアクションを起こすことができます。「いいね!」は、自分が共感した気持ちを伝えることができるボタンです。

以前は「いいね!」のアクションしかありませんでしたが、2016年から「超いいね!」「うけるね!」「すごいね!」「悲しいね」「ひどいね」のアクションも登場し、選択することができるようになりました。

そして2020年4月17日(現地時間)に、新しく「Care(気遣う、大切に思う、などの意味)」を表す絵文字が追加されることが発表されました。これは、新型コロナウイルスによって会うことのできない大切な人に向けて、使用することができるアクションということです。

シェア

「シェア」は、この情報を自分の友達にも伝えたい!(共有したい)という時に使用できる機能です。共有したい情報に、自分のコメントを追加して広めることができます。つまり、Facebookでは「シェア」をすることで情報がどんどん拡散されていくということです。

タイムラインにシェアする場合、4パターンの公開範囲を選ぶことができます。実名で行われるFacebookだからこそ、細やかな配慮がされている部分も多くあるのでしょう。公開範囲は「公開」「友達」「次を除く友達」「自分のみ」から選ぶことが可能。「自分のみ」を使用する場合は、もちろん自分だけにしか見られないため、お気に入りの投稿などをメモとしてシェアすることもあります。

コメント

コメントは、投稿に対して文章で返答する機能です。「いいね!」などのアクションとは違い、直接的・具体的なコミュニケーションが取れることが特徴と言えます。コメントをするとユーザーのアイコンと名前が表示され、それをクリックするとユーザーのタイムラインに移動することができます。また、このコメントに対しても「いいね!」を付けることが可能です。

企業のFacebook活用法

Facebookを賢く活用すれば、企業のマーケティングの大きな力になり得ます。そして、Facebookへ登録するのは基本的に無料なので、気軽に始めることも可能です。しかし、今から始めようという方の中には、Facebookに登録したあとの活用方法がわからないという方もいるのではないでしょうか。

ここでは実際に企業がFacebookを始めた場合、主にどのような活用方法があるのかをご紹介します。

自社のFacebookページに、商品やサービスの情報を投稿する

個人で利用する場合と同様に、自社のページに文章などを投稿します。商品やサービスの紹介や、写真や動画を投稿することができるため、うまく活用したい機能です。ただし、友達などのページに文章が表示される際に、ある一定の文字数になると「続きを読む」という文字が表示され、文章が短縮されてしまいます。そのため、最初の数行で印象を与えるなどの工夫は必要になるでしょう。

また、投稿したものに対してユーザーからコメントが付くこともあります。商品やサービスを実際に利用している人からの感想や意見を見ることができるので、こちらもチェックすることをオススメします。コメントに返信をすることで、企業の好感度も上がりユーザーとの関係性を深めることもできます。

メッセージ機能でやりとりをする

個人やグループなどで、メッセージのやりとりをすることができます。メッセージは誰にでも送れるわけではなく、投稿を見てもらうなどして友達になる必要があります。ダイレクトにメッセージのやりとりができるので、企業として活用する場合は「問い合わせ対応」や「サポートセンター」として使用することもできるでしょう。

Facebook広告を掲載する

Facebook内に広告を出稿することもできます。料金は少額から始められますし、配信対象を細かく絞り込めるので、効率的な運用がしやすいのが特徴です。Facebook広告については、次項から詳しく解説をしていきますので、そちらもご覧ください。

Facebook広告の種類・特徴

Facebook広告とは、簡単に言うとFacebook内で表示される広告のことです。Instagram広告やTwitter広告と同じSNS広告の一種で、世界的にユーザーが多いことやターゲットを細かく設定できることなどから、大企業から中小企業までビジネスに活用する企業が増えています。

ここからは、Facebook広告の種類と特徴を解説していきます。自社にはどんな種類の広告が合っているのか、目的に合わせて判断していきましょう。

画像広告

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/photo-ad-format

1枚の画像とテキストがメインの、一般的な静止画広告です。Facebook広告の入門編として作成してみるのも良いかもしれません。ユーザーはテキストよりも先に画像を見る傾向にあるので、画像を工夫すると興味を持ってくれる確率が高くなります。必ずしも高度な加工をした画像が効果が高いというわけでもありませんので、工夫次第で費用対効果を高めることもできるでしょう。

画像内に占めるテキストの割合が20%以上になってしまうと、配信されにくい(配信されない)場合があるため、画像とテキストの配分には注意が必要です。

動画広告

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/video-ad-format

静止画ではなく、動画を使用した広告です。最近はこの動画広告を使用する企業も増えてきています。広告が画面上に表示されると、自動で動画が再生されるため、ユーザーの目に止まりやすいのが特徴です。

画像広告よりもユーザーに伝えられる情報量が多いため、ストーリー仕立てにして訴求を行っても良いでしょう。広告用に動画を準備する必要があるので、画像広告よりは時間や手間がかかるかもしれませんが、効果が現れやすい広告とも言えます。

カルーセル広告

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/carousel-ad-format

カルーセル広告とは、複数の画像や動画をくっつけて作成した広告のことです。ユーザーは横にスワイプすることで、一連の画像や動画を見ることができます。

一つひとつの画像や動画に見出しやリンクを付けることができるため、商材が複数ある場合にもオススメです。または、ひとつの商材に対して複数の利用シーンを紹介することもできます。カルーセル広告の特徴を活かして、4コマ漫画のようにストーリー性を持たせることもあります。カルーセル広告で複数の画像や動画を設定しておけば、よくクリックされるなど成果の高いものを自動で1枚目に持ってきてくれる機能もあります。並び順に迷った時などは活用してみてはいかがでしょうか。

画像広告と同様、画像内に占めるテキストの割合が20%以上になってしまうと、配信されにくい(配信されない)場合があるため、画像とテキストの配分には注意しましょう。

スライドショー広告

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/slideshow-ad-format

スライドショー広告とは、3~10枚の画像をスライドショー形式で配信する方法です。動画を作成するのは少しハードルが高いかも・・・という方でも、スライドショー広告であれば画像を複数枚使って簡単に作成できます。パソコンやモバイルからでも、数分で作れてしまうほどです。

画像だけでストーリーのある広告を作りたいという方には、オススメの広告と言えます。さらに、動画に比べデータ量も軽いため、読み込みスピードが早く済む点もメリットと言えるでしょう。

コレクション広告

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/collection-ad-format

コレクション広告とは、複数の商品を表示できる広告です。画像や動画などユーザーの興味を引きそうなメインビジュアルを設定し、その下に関連する商品画像を4枚並べて表示させることができます。

インターネット通販やネットショップなど、ECサービスを行っている企業が活用しているケースが多く、商品の発見・閲覧・購入を促すことに特化しています。ユーザーがその商品を広告で見てから、購入までの一連の流れをスムーズに行えるのがコレクション広告のメリットです。

インスタントエクスペリエンス広告(旧:キャンバス広告)

画像引用元:https://ja-jp.facebook.com/business/ads/instant-experiences-ad-destination

インスタントエクスペリエンス広告は、広告をクリックするとフルスクリーンの画面が立ち上がり、1枚のLP(ランディングページ)のように記事や画像などのコンテンツを表示させることができる広告です。これはスマートフォン専用の広告で、クリックした先のページは画像や動画・カルーセル・リンクなどを組み合わせて作成することができます。さらに、このLP上のボタンをクリックすると自社のストアやサイトに遷移し、そこから商品の購入などもできる仕組みです。

インスタントエクスペリエンス広告におけるLPの構成で重要なのは、ユーザーがLPに遷移した際に一目でどれだけインパクトを与えられるか、ということです。たとえばゲームアプリのプロモーションでは少し過激なシーンを使ってインパクトを与え、ユーザーの興味を引くこともあります。

ダイナミック広告

ダイナミック広告はFacebook上に表示される広告の一種ですが、これまでご紹介してきた広告とは異なり、ユーザー一人ひとりに合わせた広告を表示させることができるのが最大の特徴です。

ユーザーの興味がある商品を広告として表示させることができるため、高い効果を得られる広告と言えるでしょう。ダイナミック広告は、ユーザーが過去に広告主のサイトを訪問した際に閲覧した製品を元に、その人と関連性が高い広告を自動で表示する仕組みになっています。見た目は、他の画像広告・カルーセル広告・コレクション広告などと全く同じように見えます。

リンク広告

リンク広告とはその名前の通り、外部Webサイトの重要なページへユーザーを誘導することが目的の広告になります。オウンドメディアや自社Webサイト・ECサイトに足を運んでほしいという時に有効な広告です。

このリンク広告から外部サイトへ移行したユーザーが、またFacebookに戻ってきて「いいね!」やコメント、シェアなどのアクションをしてくれる可能性はあまり高くないため、「どれだけWebサイトに来てくれたか」を指標に広告の効果を見るようにすると良いでしょう。

リード獲得広告

リード獲得広告とは、LP(ランディングページ)を持たずにユーザーの情報を集めることができる広告です。ユーザーが情報を記入する入力フォームが、リード獲得広告からLPに遷移せずそのまま表示されるのが特徴で、ユーザー側のページの読み込みやクリック回数などを大幅に短縮することができます。

また、Facebookアカウントの情報を用いてフォームの入力欄に自動的に入力されることもあり、ユーザーが入力する際の手間が少なくて済むメリットがあります。

Facebook広告の配信先

Facebook広告の配信先は、大きく分けて3種類。商材などによってどの配信先を選ぶかも重要なポイントです。若者が使いそうな商材はInstagramに広告を出稿したり、ビジネス色が強い商材の場合はFacebookのニュースフィードへ出稿するなど、調整していきましょう

Facebook

Facebookでは、下記の場所に掲載されます。

①ニュースフィード

画像引用元:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/facebook-feed
      https://markezine.jp/article/detail/31472

Facebookにログインしたときに表示されるニュースフィード内に広告が表示されます。パソコンでアクセスした場合のデスクトップニュースフィード、スマートフォンなどのモバイル端末でアクセスした場合のモバイルニュースフィードがあります。

②右側広告枠

画像引用元:https://markezine.jp/article/detail/31472

Facebookのニュースフィードの右側にある「右側広告枠」にも広告が掲載されます。右側広告枠に掲載される広告は、パソコンでアクセスしたユーザーにのみ表示されます。

③Facebook Stories

画像引用元:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/facebook-story

Facebook Storiesは短い動画や写真を気軽にシェアできる機能で、24時間で投稿が自動消滅するのが特徴です。一般ユーザーのFacebook Storiesの再生の合間に広告が表示されます。ただし、Instagramのストーリーズと比較すると利用者は少ない傾向にあるため、検討が必要です。

④Messenger(メッセンジャー)

画像引用元:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/messenger-home

FacebookのMessengerアプリのホーム内に表示されます。広告は、Messengerでこれまでにやり取りしたことがある人へのメッセージとして表示されるのが特徴です。
※Messenger(メッセンジャー)とは、Facebookユーザー同士がリアルタイムでメッセージのやりとりができるアプリです。LINEやTwitterのメッセージ機能と類似しています。

⑤Instant Articles(インスタント記事)

画像引用元:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/facebook-instant-article

FacebookのモバイルアプリやMessengerで表示される、外部メディアのインスタント記事に広告が掲載されます。
※Instant Articles(インスタント記事)とは、スマートフォンなどのモバイル端末からアクセスしやすい形式で配信されている外部のコンテンツのことです。

⑥Marketplace

画像引用元:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/facebook-marketplace

Facebookのモバイルアプリで、Marketplaceを閲覧している人に広告が表示されます。
※Marketplaceとは、ユーザーがFacebook上で商品の売買ができる機能のことです。

Instagram(インスタグラム)

Instagramでは、下記の場所に掲載されます。

①フィード

画像引用元:https://ppc-master.jp/labo/2018/12/display_facebook.html

Instagramを立ち上げた時に表示されるフィード内に広告が掲載されます。

②ストーリーズ

画像引用元:https://bruceclay.jpn.com/blog/instagram-ads/#Instagram-5

一般ユーザーのストーリーズの再生の合間に、広告が表示されます。Facebook内のストーリーズと比べても機能自体に大きな違いはありませんが、Instagramのストーリーズはユーザー数がかなり多いため、たくさんのユーザーに表示したい場合にはオススメです。

<Instagramについて>

Instagramは女性ユーザーが多いイメージがありましたが、最近では男性のユーザーも増えて幅広く利用されています。そのため様々な業種の広告に反応が出るようになりました。国内月間アクティブユーザー数が3,300万以上とFacebookを超える規模にまで成長しており、これらを横断して広告が掲載できることもFacebook広告の大きな魅力の一つではないでしょうか。ちなみに、2019年8月にInstagramの正式名称は「Instagram from Facebook」となっています。

Audience Network(オーディエンスネットワーク)

画像引用元:https://ppc-master.jp/labo/2018/12/display_facebook.html

Facebook広告を、提携しているモバイルアプリやWebサイト内など、Facebook以外の場所でも配信できる仕組みを言います。Audience Networkを活用することで、Facebook以外の場所でターゲットにアプローチできることがメリットです。

また、Facebook広告の精度の高いユーザーターゲティングなど、広告効果を高めるあらゆる機能を、そのまま利用することができるのも特徴と言えます。最近では掲載できるアプリが増えたこともあり、注目度があがってきています。ただし、掲載される場所の指定はできませんので、注意が必要です。

Facebook広告の配信設定

Facebook広告を使用する場合、さまざまな配信面へ広告をすることができます。前項で言うところの、Facebook内「ニュースフィード」や「右側広告枠」などのことです。そして、その配信の設定方法は2通りあり、「自動配信」と「配信を編集」という選択ができます。

ここでは、それぞれ配信設定のメリットを解説していきます。

自動配信

Facebookが広告のクリック率などから見込みの高い配信面に、自動で予算を振り分けて広告を掲載する方法です。最大限に広い範囲から選択できるため、基本的には予算が最も効率的に消化され、コスト管理が簡単になるというメリットがあります。Facebookとしては、ほとんどの広告主に、この自動配信を勧めているようです。

Facebook広告に慣れていない企業にとっては、ターゲットや配信面ごとのパフォーマンスを気にすることなく、自動で設定してくれるので頼もしい機能と言えるでしょう。

配信を編集

自動配信とは異なり、配信面を手動で選択する方法です。「配信を編集」を選択した場合には、配信するデバイス(スマートフォンなどのモバイル、またはパソコン)の選択が可能になります。宣伝する商材やサービスに最も合っている配信を選ぶことができるため、より効果的に広告を掲載することができるメリットがあります。

すでにFacebook広告を経験しており、どこの配信面からのパフォーマンスが良いか明確にわかっている企業などには、「配信を編集」することをオススメします。

Facebook広告の料金

Facebook広告を始める際に気になるのは、やはり配信にかかる料金のことではないでしょうか?ここではFacebook広告の課金形態や、いくらから出稿可能なのか、料金について詳しく解説していきます。

1日100円からでも掲載可能

Facebook広告は、1日100円という少額からでも掲載することができます。そのため、初めて出稿する場合は効果を求めるよりも「Facebook広告はどんなものか」を体感するために気軽に試すことも可能です。

一度、テスト運用期間として少額からはじめ、効果や反応を見ながら本運用期間に移行していくのも良いでしょう。ただし、テスト運用期間でも1日に最低1,000円以上の費用をかけることをオススメします。先ほどもお伝えしたように、1日100円〜500円といった費用でもFacebook広告の運用はできますが、配信するターゲットによっては小予算での配信ができない場合があります。そのため、1日1,000円以上というのをひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。

2種類の課金形態

Facebook広告には2種類の課金形態があります。「インプレッション課金(CPM)」と「クリック課金(CPC)」と呼ばれるものです。初めてFacebook広告を配信される方にとっては、どちらを選択すれば良いか迷ってしまうのではないでしょうか。

Facebook広告では、管理画面で選択した内容に合わせて、自動的に課金形態が決定される仕組みができています。必要な場合は手動で変更することも可能ですが、初めてFacebook広告を出す方は、この機能を活用して自動で決定するのもオススメです。慣れてきたら手動で変更してみてはいかがでしょうか。

それでは、それぞれの課金形態について確認していきます。

①インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金は、広告が1,000回表示されるたびに費用が発生する課金形態を言います。クリックの有無に関わらず、あくまでも表示回数ごとの課金です。クリック数よりも表示回数を増やしたい場合に有効な広告と言えるでしょう。クリック率が高くなりそうな広告は、クリック課金よりもインプレッション課金を利用した方が、結果的にクリック単価を抑えられる可能性があります。

インプレッション課金が向いているケースとしては、Facebook広告に慣れている場合や、多額の費用を準備できる場合などが挙げられます。また、インプレッション課金のことをCPM(Cost Per Mille)と呼ぶこともあります。Milleは1,000を指す言葉です。

②クリック課金(CPC)

広告が1回クリックされるたびに広告費が発生するという課金形態を言います。広告がクリックされて初めて広告費が発生するため、逆に言えば「クリックされない限りは表示されても費用が発生しない」ということになります。いわゆる成果報酬型の印象が強く、成果がわかりやすい課金形態です。

クリック課金が向いているケースとしては、Facebook広告を初めて利用する場合や、予算が限られている場合などが挙げられます。また、クリック課金のことをCPC(Cost Per Click)とも呼んでいます。

Facebook広告で出稿するメリットは?

現在は、Facebook広告の他にもさまざまな広告媒体があります。あえてFacebook広告を選ぶメリットはどんなところにあるのか、解説していきます。

メリットその1:ビジネスユーザーにリーチできる

ビジネスユーザーとは、企業や個人に関わらずビジネスに関係する投稿を行ったり、情報収集を行っているユーザーを指しています。前述した通り、Facebookでは基本的に実名を使用しているため、他のメディアに比べてもビジネス利用が多いことが特徴です。

中でも30代~40代という層が積極的に使用しているため、ビジネスに関心が強いユーザーに広告を見せることができます。これは、Facebook広告の大きなメリットと言えるでしょう。

メリットその2:Googleで情報収集していない人にもリーチできる

今まで情報は「Google検索」で収集するのが基本となっていましたし、それ以外にはあまり方法がありませんでした。しかしSNSが発達したことにより、さまざまなメディアで情報が探せるようになり、Facebook・Twitter・Instagramなどで情報収集する人も増えてきています。

GoogleではなくFacebookでしか情報を探していないという人もいるため、そういった人たちに広告を見せられることは、もうひとつのメリットと言えます。

Facebook広告で効果をあげるためのポイント

NERDでは、認知度をあげるというよりは「売り上げをアップさせる」目的で広告出稿のお手伝いをさせていただくことが多くあります。その際に行っている、効果を高めるためのポイントを2つご紹介します。

費用対効果の目標を定める

広告を出稿する際には、まず費用に対してどの程度の効果がほしいのか、目標を定めましょう。

リターゲティング広告から配信をする

リターゲティング広告とは、一度自社サイトを訪れてくれた人に対して、あらためて配信する広告のことを指します。もともと興味を持ってくれている人にアプローチできるため、単純に効果が高い手法であると言えます。たとえば、Facebookに登録している人のうち、1000人が自社サイトにアクセスした場合、その1000人に広告を配信することが可能になります。

NERDでは、自社の商材とFacebook広告の相性を検証するために、まずはこのリターゲティング広告から配信を始めることをオススメしています。前述した通り、リターゲティング広告はもともと興味のある人(サイトに訪れている人)を対象に配信されるため、高い効果が期待できますし、むやみに広告費を増やさずに済むためです。

ある程度、リターゲティング広告で効果が出ることがわかってきたら、「特定カテゴリ(そのカテゴリに興味のある人に広告を配信できる仕組み)」や「オーディエンスの拡張」など、Facebook広告特有の配信手法にトライしていきましょう。

「拡張広告」または「ルックアライク(Look Alike)」などとも呼ばれますが、「サイトを訪れている人たちと近しい行動をWeb上で取っている人に広告を配信する」という手法があります。リターゲティング広告で効果が良い場合には、このような手法も効果が表れやすいと想定できるので試してみることをオススメします。

まとめ

世界最大のSNSサービスと言われるFacebookは、実名での登録が基本になっておりビジネスでの活用も盛んに行われています。そんなFacebook内で、自社の商品やサービスの広告を出稿できるメリットはとても大きなものと言えるでしょう。

使用できる広告フォーマット・掲載面も多岐にわたるため、どんな企業でも活用しやすいという特徴もあります。画像広告やスライドショー広告など、画像だけで構成された広告であれば手軽に始めることも可能なので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

NERDではFacebook広告に必要な動画バナーの制作から、Facebook広告の運用までご支援させていただきます。お困りごとやご相談がありましたら、まとまっていなくても大丈夫ですので、NERDの担当営業もしくは下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください!

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